進化・多様性部門の研究

野生ガエルの飼育と継代技術は、広島大学の両生類研究センターが世界に誇る大きな強みであり、世界いずれの研究機関にも追随を許さない。この特徴を最大限に活かし、両生類の進化・多様性に関する分野で国内外と連携した活発な研究を展開し、世界最先端のリードを目指す。主に、両生類における進化生物学的研究(ゲノム進化・形質進化)、性と生殖の研究、そして両生類の自然史研究(系統分類・種多様性・生物系統地理)を行っている。

研究課題

  1. 種の進化の解明を目的とした性決定機構や種間ゲノム認識機構の研究
  2. ゲノム情報を用いた野外集団の遺伝動態解析
  3. 非モデル両生類へのゲノム編集技術の適用と発生遺伝学的研究体制の構築
  4. 両生類での新規系統解析ツールの開発と実践
  5. 生体機能分子(カエル糊など)の機能解析と責任遺伝子の探索
  6. ユニークな進化形質の起源と進化プロセスの解明
  7. 両生類と他の生物の相互作用に関わる研究(両生類共生微生物のメタゲノム解析、遺伝子水平伝播の研究など)
  8. 希少両生類の人工繁殖・飼育下繁殖の挑戦
  9. 生態学・分類学・系統学など、国内外のフィールド研究を含めた両生類の自然史研究の推進