進化・多様性研究グループ
研究紹介
野生ガエルの飼育と継代技術は、広島大学の両生類研究センターが世界に誇る大きな強みであり、世界いずれの研究機関にも追随を許さない。この特徴を最大限に活かし、両生類の進化・多様性に関する分野で国内外と連携した活発な研究を展開し、世界研究のリードを目指す。主に、両生類における進化生物学的研究(ゲノム進化・形質進化)、性と生殖の研究、そして両生類の自然史研究(系統分類・種多様性・生物系統地理)を行っている。
研究課題
- 種の進化の解明を目的とした性決定機構や種間ゲノム認識機構の研究
- ゲノム情報を用いた野外集団の遺伝動態解析
- 非モデル両生類へのゲノム編集技術の適用と発生遺伝学的研究体制の構築
- 生態学・分類学・系統学など、国内外のフィールド研究を含めた両生類の自然史研究の推進
最近のトピック
- ツチガエルのメス決定遺伝子を同定しました(12/9/2024) 2024-12-11
- 性染色体進化の新仮説を提唱しました(11/16/2024) 2024-11-16
- 実験動物科学シンポジウムで講演を行いました(11/1/2024) 2024-11-16
- 100年カエル館で講演を行いました(10/5/2024) 2024-11-16
- 冷血脊椎動物の生殖の百科事典編集に参加しました 2024-08-18
スタッフ
*「広島大学研究者総覧」では教員の連絡先、教育担当状況、研究業績などが閲覧できます(公開項目は教員によって異なります)。
学生・大学院生
広島大学総合博物館契約技術職員 池田 誠慈
グループからのメッセージ
“例外こそが原理原則を証明する”という信念のもと、日々、野生ガエルの遺伝学研究に従事しています。