日本動物学会・第90回大阪大会に参加しました。

2019/10/12~14、大阪市立大学で開催された日本動物学会・第90回大阪大会に教員三名と技術員の鈴木菜花さん、大学院生の田内幹大くんの5名が参加しました。

荻野さんはシンポジウム”「第38回胚誘導と形態形成」、「第28回イモリネットワーク」共催 新しい両生類学への誘い”において、「ネッタイツメガエルを用いた発生遺伝学およびゲノム進化学研究」と題して、主に当研究室が中心となって取り組んでいるナショナルバイオリソースプロジェクト(ネッタイツメガエル)の事業、ネッタイツメガエルを用いたゲノム研究の進展などを紹介しました。

井川さんはシンポジウム”両生類はワンダーランド(6)”において、「西南諸島産両生類と温泉ガエルに見る両生類の環境適応と分布拡大」と題して、これまでに展開してきた西南諸島産両生類の進化・個体群動態のメカニズムと、最新のトピックとして温泉にも生息するリュウキュウカジカガエルに関する研究を紹介しました。

また、最終日の動物学広場では、鈴木誠さん、鈴木菜花さん、田内くんが中心となって、ネッタイツメガエルの生体展示を行いました。多数の来場者にネッタイツメガエルの飼育法や研究利用について解説しました。