第45回日本分子生物学会年会に参加しました。
2022年11月30日~12月2日に幕張メッセで開催された、第45回日本分子生物学会年会に、荻野教授、井川准教授、鈴木菜花技術員、大学院生のNusrat Hossain(D3)さん、𠮷田真菜さん(M2)が参加しました。
Nusratさんは”Development of Xenopus as a high-throughput modeling system for human diseases caused by non-coding mutations”と題して、遺伝性疾患解析系の確立を目的とした、ツメガエルSox9遺伝子におけるシス調節領域(ヒト遺伝性疾患の原因領域)の機能解析結果についてポスター発表を行いました。
𠮷田さんは”Optimized Tet-On system can induce neural tissue-specific gene expression in Xenopus (⾄適化されたツメガエル⽤のTet-Onシステムは神経特異的な遺伝⼦発現を誘導できる)”と題して、ツメガエルにおけるTet-On system(テトラサイクリン依存性転写調節因子を利用して遺伝子の発現を組織特異的、時期特異的に誘導するシステム)を利用した神経組織特異的遺伝子発現系の最適化についてポスター発表を行いました。
鈴木菜花技術員、荻野教授、井川准教授は、NBRPツメガエル・イモリ事業の利用促進のため、展示ブースにて学会参加者の質問や、リソースの利用方法について説明を行いました。
研究室で本学会に対面で参加するのは2019年の福岡大会以来、3年ぶりでしたが、全体的に学生の参加者も多く盛況な大会でした。スタッフも学生も他機関の研究者と活発なディスカッションを行いました。