当研究室の鈴木菜花技術員、荻野教授(進化発生ゲノミクス研究グループ)、山形大学の越智准教授とフランスのソルボンヌ大学のJean-Francois Riou教授らとの共同研究の成果が国際科学誌(Developmental Biology)に掲載されました。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0012160622001993?via%3Dihub
本研究ではツメガエルを研究材料に用いて、ビタミンA誘導体のレチノイン酸が、転写因子HoxとMeis3を介して腎臓原基の形成を制御することを発見しました。ツメガエルとヒトの腎臓の構造はよく似ていることから、この発見はヒトの腎疾患医療に役立つことが期待されます。